水槽に水を貯めます。100均とかに売っている使い捨てのポリ手袋を手に装着して、水槽中に手を突っ込むと、水圧で手袋がピタッと張り付いてきます。
次に手袋に水をいっぱいいれてから同じことをしてみましょう。手袋の内部にも水があるため、外部と内部で同程度の水圧で押し合いますから、ぴたりと張り付いてきません。
吸盤は壁にくっつきます。吸盤の内部には大気がなく、外部の大気圧で押し付けられるからです。
教育用のものとしては「ゴムピタくん」があります。売っていますし、自分で作ることもできます（外部リンク）。また下敷きと吸盤を組み合わせる例も見られます（外部リンク）。
コップに水を満タンに貯めて厚紙をかぶせ、さかさまにしても厚紙がフタをして水はこぼれません。あるいはペットボトルに水を満タンにためて、スチロール球（100均で売っている）で蓋をしてします。さかさまにしてもこぼれません。これらは大気圧によってフタがしっかり張り付いていることによるものですが、水の張力もいくぶんの効果をもっているかもしれません。
ほかの実験：
科学のネタ帳 えっ！？下敷き1枚で机が持ち上がるって本当？【大気圧の大きさを知る実験】 著者: 桑子 研 (2025/6/21アクセス)
たんちょう先生の実験教室. ゴムピタ君を作ってみよう（2025/6/21アクセス）
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