高校地学の超簡単な実習シリーズ。おうちでもできます。
地層の学習において、漣痕という言葉が出てきます。水流があると底の砂がなみなみの形になるものです。これをペットボトルと砂を使って再現しましょう。
コツがいるよ。結構奥が深いみたい。
準備物:500mLペットボトル、粒径0.2mm程度の砂
砂を用意できるかが問題です。購入してしまうのが手っ取り早いです。200gくらいは欲しいところ。いっそ1kg買ってはいかがでしょう。
カラーサンド 1kg 細粒(0.2mm位) Sタイプ 14色の中からお好きな色を1色
クリーム色を選ぶと、天然の集めた砂と区別がつかないのでいいですよ。
自分で用意するなら、粒径に注意して採集します。粒径が大きいと砂粒が水中で動きにくいですし、小さいと水中を舞って濁るだけになってしまいます。ペットボトルでリップルマークをうまく作るには、そのへんにこだわる必要があるのですが、世の高校生や先生たちがいろいろ研究しており、ネットで調べていただければと思います。
500mLのペットボトルの1/3くらいまで砂を入れ、もう1/3ほどまで水を入れます。砂や水の量も、適切な分量についての研究があるようですが、いい加減でもとりあえずは問題ありません。私は砂より水の量を(体積ベースで)少し多めにしました。
ペットボトルを横に向けてよく振り、水面と水底を整えます。ペットボトルを机に置いて、手でやさしく小刻みに左右に振り続けます。砂粒が底をちょっとずつ転がるのが見え、しばらく転がっているうちに漣痕ができる感じです。とにかく、強く振らないこと!砂粒がちょっとずつ転がるくらいの、一定のペースでやりましょう。ペースが変わってしまうと、できかかった模様が消えてしまったりします。
写真では5本くらいのすじができています(このあと、もっと上手にできましたよ!)。揺さぶり方にコツがいるようですので、時間をかけて楽しく実施するといいと思います。
ほかの実験:
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